コロッケ作り続けて約40年、コロッケをはじめ冷凍食品のOEM、PB開発のお手伝いさせていただきます。

コロッケランド® BtoB オンライン



開発事例

ジビエ商品製造への取り組みについて

 最近少しずつ聞かれるようになってきた「ジビエ」という言葉。ジビエとは猟をして捕獲した鳥獣のことを言います。近年この言葉が注目されてきたのには理由があります。長野県のような山林の多い地域では大量発生した鹿による食害によって生態系が壊れ始めているという問題が発生しています。地元の猟師の手により駆除が行われていますが追いつかないのが現状です。
 そんな中、ハンターが仕留めた鹿肉を料理にしようというのがジビエが注目されている背景の一つでもあります。

野生の動物を扱うという難しさ
管理された環境の中で計画的に生産される家畜と違い、野生動物であるジビエの肉にはより慎重な管理が求められます。提供された肉は加工される前に必ず金属検出器を通し、万が一の異物混入を防ぎます。その他にも製造した商品の細菌検査など、今までの冷凍食品を作ってきた技術を最大限使用して安全な商品づくりをします。

「美味しい」の向こう側にある「社会貢献」
 捕獲された鳥獣の食肉への利用はまだ数%に過ぎないのが現状です。ジビエ料理の普及によりもたらされる恩恵は自然環境の保護だけにとどまらず、地域や外食産業の活性化、食料自給率の向上など多岐にわたります。牛、豚、ヒツジ、馬に続く新しい食肉としてのジビエの活用に大福食品は積極的にかかわっていきます。製造した商品の紹介などこちらのホームページでも紹介していきたいと思います。



六次産業化支援 さといもコロッケの開発

六次産業化支援事業のさといもコロッケの開発の依頼
最近聞かれるようになってきた「六次産業化」というキーワード。生産から消費までをトータルでプロデュースすることで地域振興になるという考え方です。
今回当社に富山県の広告代理店さんから持ち込まれたのは「地元でとれた里芋を送るのでコロッケにしてほしい」というものでした。ただ作るだけの当社ではそこまでの企画はできません。商流のプロからのアイデアであるからこそ提案された企画でした。

同じさといもでも地域によって微妙に特色が違います。水が多く含まれていたり色の特徴があったり。ですので弊社でこのような企画をする際にはできる限りサンプル作成の時から商品に使う具材を使うようにしています。今回サンプル作成で使用した1kgのさといもも農家の方に皮を向いてもらったものを届けてもらいました。

保育園向けの商品という事で無添加で素材の味がしっかり伝わる商品を作ることができました。生産者さんと園児とをおいしいコロッケを作ることで結ぶことができ、きちんと二次産業の役目を果たすことができました。



市制記念イベントのコロッケはいかがでしょうか?

当社が営業する須坂市の市制60周年のイベントに出店させていただきました。地元特産の食べ物が多く出店するなか、当社に期待されたのはもちろん夢コロッケの販売でした。人気の夢コロッケを始め、シュウマイなどのも販売させていただきましたが、せっかくの記念イベントなので何かできないか、ということでシンプルに「祝 市制60年」とプリントした小さなコロッケを無料配布しました。紅白まんじゅうのようなイメージでしょうか?

イベントを企画するみなさま、企業PRやキャンペーン告知にコロッケを配ってみてはどうですか?一味違うPR効果が得られるかもしれません。

1000個からの低ロット生産にて承りますのでお気軽にお問い合わせください。ご予算に合わせた商品企画をさせていただきます。


栗コロッケ開発ストーリー

ありそうでなかった、栗を使ったコロッケの開発。お客様も燃えていました
 北信州観光の玄関口でもある長野県小布施町の「道の駅オアシスおぶせ」様より栗を使ったコロッケのご依頼をいただきました。栗の産地として有名な小布施町に展開する同施設では栗を使ったお酒やお菓子などの商品を多く販売しています。隣町にある当社にコロッケ製造の依頼をいただいたのはある意味自然な流れなのかもしれません。1回目の打ち合わせ、なんと担当者様は自分で試作したコロッケを持って来社していただきました。この意気込みに答えないわけにはいかない。全力でお応えすると双方燃え上がったところから今回の開発はスタートしました。


これこそが栗のコロッケ!と言われる商品を作りたい
「これは難しそうだ」
担当者様はアイデアが浮かんだと同時に、直感的にそう感じたそうです。案の定、レシピサイトや全国の事例などを検索してもなかなか栗のコロッケは見つからないのが現状。ベースはジャガイモにするのか?サツマイモにするのか?栗の持つ独特の風味をコロッケにどう生かすのか?課題は山積みでしたが、もしかしたら業界初かもしれないという思いと共に当社開発担当とやり取りを繰り返す日々が続きました


半年の開発期間、それでも最高の商品ができました
 半年をかけ、紅葉シーズンが始まったころ、ついに納得のいく商品「栗コロッケ」が完成しました。
 栗をイメージした三角形のフォルム、風味と食感の両方を楽しめる絶妙な配合など、だれが食べても満足いただけるスイーツ感覚のこの商品は発売当日に早速マスコミにも注目され、地元の名物商品として定着しています。本商品は道の駅オアシスおぶせ様入口の「屋台リトルオアシス」にてお求めください。


端材を使ったハンバーグ 元は高級肉 美味いに決まっています

精肉の加工業を営むD社様では加工の際に出る筋や脂などを含む端材の有効活用を検討していました。多くのお肉屋さんで行われているのがハンバーグやコロッケなどへの転化です。ただそこまでにする手間がありません。そこで考えたのが冷凍食品の専門家である大福食品への依頼です。
よそとはひと味違う、コロッケ屋の技術で作るハンバーグ
 コロッケで有名な大福食品ですが、コロッケ開発・製造の技術や設備はそのままハンバーグにも応用できます。送っていただいた肉にたまねぎやスパイスなどを入れ、もちろん味付けはお客様のご希望通りのものにしていきます。全国で有名なバーガーのパテ製造の実績もあります。

ハンバーグは生、加熱済みどちらでも対応します
 弊社には急速冷凍設備がありますので生の状態のハンバーグでも品質基準を保ったまま製造することができます。ひと手間かけて加熱済みのハンバーグをお届けすることもできます。もちろん製造時には金属検出器などで異物混入対策もしっかり行っておりますので安心してお客様にお勧めすることができます。

ブランド牛のハンバーグはお店の人気商品に
 端材とはいえもともとは高級肉だったりもします。それで作ったハンバーグなので美味しいに決まっています。そんなオリジナルハンバーグはお買い上げいただいたお客様のご家庭でも大人気。リピーター続出の人気商品となりました。D社様では現在メンチカツの開発を進めているところです。